今年度、須高ケーブルテレビが受託運営する信州須坂シティーセールスプロモーション事業の一環として、先日のタイの視察団に引き続き、ベルギー王立ジェフ・デネイン国際カリヨン音楽院学長夫妻が、7月30日、須坂市を視察に訪れました。
本年は日本ベルギー友好150周年の記念の年ということで、同校でシンポジウムが開かれるにあたり日本に事前視察にいらっしゃいました。
大阪や神戸等を回る日程の中で、須坂への来訪が実現ししました。
長野市内に宿泊された夫妻は、長野県信濃美術館・東山魁夷館を見学後、須坂へ移動。田中本家博物館の館内を見学されました。館内では、特に日本庭園に興味を持たれ、さまざまな植物の写真を撮っていらっしゃる姿が印象的でした。
また田中本家横の普願寺も訪れ、ヨーロッパの鐘であるカリオン専門の音楽学校の学長であることもあり、お寺の鐘をじっくりと見学されていました。
その後は仙仁温泉で長野県立歴史館の笹本正治館長、弊社社長の丸山を交えた意見交換会が開かれ、学長夫妻を歓迎しました。
日本とヨーロッパでの山の違いについてなど、大変興味深い意見交換が交わされました。
午後は米子瀑布群を訪れ、その景色に感動しクーン・コーサルト学長からは「ベルギーに帰国したら是非、この場所を多くの人に勧めたい」、奥様からは「山や、木々、滝や、空。自然のすべてがここにはある。大自然に囲まれているのを感じる」とのコメントをいただきました。
また不動滝を目の前にし感動した、歌手でもある奥様がヨーロッパに古くから伝わる歌を披露される一場面もあり、その洋の東西を越えた自然への畏敬をスタッフも感じました。
滝の水しぶきと綺麗な歌声の模様は8月6日(土)7日(日)のニュースウォーカーをご覧ください。
今年度信州須坂シティーセールスプロモーション事業では、米子大瀑布の素晴らしい景観を積極的に全国・世界へと発信していきます。