12年目を迎えた高山村と女子美術大学、須高ケーブルテレビの地方創生産学官連携事業で、女子美大学の学生と関係者およそ20人が、10月8日来村しました。
今年度3回目の来村となる「テキスタイルチーム」は、ワインを包む素材として、“布”をつかった様々なアイディアとデザインの最終プレゼンを行いました。内山信行村長をはじめとした産学官連携事業関係者は、それぞれのアイディアを聞き「いくつかのアイディアは本格的に検討したい」と高山村特産のワインPRに生かしたいとしました。
デザイン制作のチームは、村内の農家を訪問取材し、りんごやぶどうなど高山村の農作物のブランディングについて意見交換しました。この報告書は年度末に小冊子としてまとめ、村や関係者に提案する予定です。
また今回は、いつもの活動に加え、STVが総務省から採択を受けた海外向けコンテンツ制作事業『芸術ガールがつなぐ日台交流~信州高山村』の収録と取材のため、台湾と交流する女子美大生と台湾から台湾芸術大学の許先生はじめ3人の学生が来村。
女子美の学生や村の関係者、須高ケーブルテレビのスタッフとともに歓迎会を開きました。日本と台湾の学生それぞれが高山村を題材としたポスターを制作する活動をドキュメンタリーとしてまとめ、12月に台湾の地上波で放映する予定です。
7人は今後、双方の大学で制作活動を続け、11月24日台湾の台湾芸術大学で発表会とイベントを開催する予定です。