第43回地方の時代映像祭2023コンクール贈賞式が11月18日(土)に大阪府の関西大学で開かれ、全国の放送局や個人・自治体等からの応募285作品のうち、ケーブルテレビ部門の応募48作品の中からGoolightが制作した番組「I Dream of Caring ~介護への夢と現実~」が選奨を受賞しました。
番組「I Dream of Caring ~介護への夢と現実~」は、Goolightが「DocCross Asia(ドッククロスアジア)プロジェクト」に参加し、来日したフィリピン人女性介護福祉士が抱く希望や夢をドキュメンタリー番組として制作したもので、NHKワールドを通じて世界各国に配信されました。
「I Dream of Caring ~介護への夢と現実~」
あらすじ
日本の介護福祉現場の労働力不足は深刻であり、外国人労働者の存在が益々重要視されています。
この番組では、長野県塩尻市で働くフィリピン人の介護士に焦点を当て、家族と離れた孤独な生活の中で、言語や文化の違いを乗り越えながら、彼女たちが難関の国家試験に仲間とともに取り組む姿、日本で働く夢や希望を追います。一方、国家試験に何度も挑戦するも、合格できずに強制帰国する人は後をたちません。日本が抱える外国人労働者の受け入れ体制の課題や、フィリピンの過酷な労働条件に触れることで、この番組を通じて、視聴者が外国人労働者の立場や想いを理解し、現状を考えるきっかけを作ります。