コミュニティチャンネル2021年度放送番組審議会
2021年度番組審議委員
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遠藤 守信(会長)
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信州大学
特別栄誉教授・特別特任教授 -
岡埜 哲郎(副会長)
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元YOUテレビ専務
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小渕 晃
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小布施町議会議員
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川野 美知子
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元須坂市教育委員長代理
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中沢 正直
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須坂市副市長
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藤沢 敏和
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高山村 副村長
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丸山 康照
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株式会社Goolight
代表取締役社長 -
山岸 重幸
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弁護士
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吉江 志濃
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メセナ・ウインドオーケストラ 団長
(敬称略:五十音順)
2021年度 第3回 放送番組審議会
令和3年度 第3回番組審議会は、新型コロナウイルス感染拡大のため、書面審議にて開催いたしました。委員の皆様からは、令和4年1月に放送した新春特別番組「発見!わが家のお宝映像~よみがえる地域の記録~」の合評をいただきました。
なお、ご意見等につきましては、要点のみを掲載いたします。
1新春特別番組「発見!わが家のお宝映像~よみがえる地域の記録~」をご覧いただいて
合評
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Goolightの地域におけるこれまでの実績が結実した成果であり、地域の厚い信頼がこの番組の背景にあると確信する素晴らしい番組だった。
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横田アナ、越アナ両キャスターの進行も安定感があった。
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番組のエンディングが、Goolightがこれまで30年間以上にわたって撮影した「地域の皆様の笑顔」で締めくくられていて素晴らしかった。
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明確なコンセプトに基づき企画されており、貴重で温かみのある映像がバランスよく構成され時間を忘れて視聴した。
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3市町村(須坂市・小布施町・高山村)の過去から現在に至る出来事を当時の音楽にのせて、世界の出来事と合わせて紹介する演出が素晴らしかった。
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単に古いフイルムの映像を流すのではなく、物語として構成がされていて、音楽の選曲も良く懐かしく感じた。
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須高地域の将来に向けて、インター周辺の大規模開発、世界の北斎としての北斎館、高山村のワイン振興を題材に須高地域の未来を見据えるなど内容が豊富だった。
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スタジオを歴史ある「塩屋醸造(須坂市)」の穀蔵にしたことが適切だった。
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時代や地域が変わっていく様子が映し出され、初めて知ることばかりで、改めて先人の偉大さに感銘した。
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今回の番組を通して、歴史や文化を知るうえで記録に残すことの大切さを感じた。
ご意見・ご要望
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小布施町や高山村の映像が少ない印象。地域の代表的企業の歴史映像も次回に期待する。
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応募があり採用しなかったものがあったのであれば、その紹介も必要ではないか。
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まとめの「今後3市町村がどのように変わっていくか」のコーナーが違和感があった。
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戦争中の映像がなかった。平和を考える上で、貴重な映像記録になるので、ぜひ、次回は収集して欲しい。
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2時間の番組が長いと感じた。視聴者が最後まで見るような工夫はさらに必要。
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写真、動画も含めて大いに情報発掘力を発揮し、次回作を期待している。
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視点を変え、続編の制作を希望する。
2021年度 第2回 放送番組審議会
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日時
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2021年10月19日(火) 午後3時30分~午後5時00分
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場所
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Goolight 会議室
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出席者
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遠藤守信会長(オンライン)・岡埜哲郎副会長・藤沢敏和委員・川野美知子委員・小渕晃委員・山岸重幸委員・吉江志濃委員・丸山康照
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欠席者
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中澤正直委員
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事務局
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成田・山岸・渡邊・鈴木・栗田・宮沢・山﨑・高
1特別番組「新たな時代に向けて~須坂みんなの花火~」をご覧いただいて
合評
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ナレーションの原稿が素晴らしく、文章力の高さを感じたが、もう少し簡潔にすればさらに良い。
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タイトルアバンも素晴らしく、最初の5分間に全てが詰まっているように感じた。
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構成が新鮮であっという間に引き込まれた。
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花火が須坂の歴史を物語っていることを知ることができた。
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篠原煙火店は準備段階から追って取材していたのが良かった。
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篠原煙火店という日本を代表する花火職人が須坂にいることを誇らしく思える番組だった。
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花火の音にもっと迫力が欲しかった。
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ドローンの撮影技術も高く、映像に迫力があった。
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花火を見ている市民の表情がしっかりと映っていたのがよかった。
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文献などの資料をきちんと映しており、しっかりと情報を集めていたのが伝わってきた。
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筒から花火が出る瞬間など、普段は見ることができない場面を見ることができたのが良かった。
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須坂の花火の歴史、花火職人、須坂長野東インター周辺開発の3つを重ねてみせる企画力が素晴らしい反面、インター周辺開発の話が長く、花火から気持ちが離れてしまった部分もある。
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ナショナルクライアントによるCMの獲得など、今後強化してほしい。
報告事項
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下期放送事業計画
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新春特別番組「(仮)発見!? 我が家のお宝映像」について
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番組アワード入賞作品について
その他 ご意見等
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コロナ禍の試練の中で、社会の弱みが具現化し、地域のつながりのや地域情報の大切さが一層増してきている。ケーブルテレビに期待する役割は今後益々大きくなる。
2021年度 第1回 放送番組審議会
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日時
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2021年5月24日(月) 午後3時30分~午後6時00分
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場所
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Goolight 会議室
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出席者
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遠藤守信会長・岡埜哲郎副会長・中沢正直委員・藤沢敏和委員・川野美知子委員・小渕晃委員・山岸重幸委員・吉江志濃委員・丸山康照
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事務局
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成田優子、山岸慎治、渡邊聖人、鈴木ひろみ、栗田雄樹、宮沢怜
1番組「ニュースウォーカー4月24日・25日放送」をご覧いただいて
合評
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オープニングのCGの基調色が赤・黒・白で統一され、見た目のインパクトが強く洗練されていた。
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はっきりとした色使いや文字テロップなど、視聴者にとって見やすい画面構成となった。
内容について
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ニュースの冒頭、元気な子どもたちの声から入っており、コロナ禍で明るくなれるよいオープニングだった。
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コロナワクチン情報について、3市町村別に丁寧な説明がされていてよかった。最後に改めて情報を振り返っていることで、知りたいことがきちんと伝えられていた。個人が特定されない程度で、地域の傾向などを報じてほしい。
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高山村のワイン関連のニュースの中で“なっちょ”や“おごっそ”という方言があったが、誰にでもわかるような表現にするか、説明を入れるべきである。
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「ミュージアム情報」では、多くの企画展が取り上げられており、改めて素晴らしさを感じることができた。素敵な寺社仏閣も多いので、シリーズ化してはどうか。
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この地域で多くの人が農業と携わっている。定期的な農業情報が欲しい。
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定期的な番組のリニューアルはメディアの底力である。今後も徹底してほしい。
2番組「壮観劇場・消えた町と米子大瀑布」をご覧いただいて
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タイトルの「消えた町と米子大瀑布」は、言葉だけで内容が理解できるもので素晴らしい。
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ナレーターがよく、画面・BGMとマッチしていた。
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音の使い方が非常に効果的で、米子の景色を想起させた。全国の人に見てほしい番組と感じた。
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ドローンの映像で普段見ることができない場所や角度から見ることができ、とてもよかった。
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出演者の竹前さん・上野さんが時代の証人となっており、昔の情景が伝わってきた。
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「冬の写真を残しておきたかった」という上野さんの後悔。それを今の技術で見ることができる、その点で映像技術は素晴らしいと感じた。
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米子の映像については、貴重なため、今後も撮りためていただきたい。
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米子の信仰や神秘な雰囲気がうまく引き出されていた。鉱山については、もう少し掘り下げて知りたいと感じた。
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番組中にドローンを操縦するシーンが映しだされていたが、番組の雰囲気を崩してしまうもので必要ないと感じた。
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長野県立歴史館の笹本前館長が出ていたが、権威ある人の解説は説得力があり、全国向けには必要なことと思う。
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この地域に住んでいても、知らないことがたくさん出てきて驚きの連続だった。各小中学校でもこれを教材に、学んでほしいと思った。
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全国レベルにふさわしい、文句のつけようのない番組であった。近頃は技術力の向上に反して“言葉の力”の劣化を感じる。その点、この番組は言葉選びが素晴らしかった。
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この素晴らしい番組の存在を地域の皆さんがどれくらい知っていただろうか。もっとPRした方がよかったと思う。
3その他ご意見ご要望
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地域情報チャンネル「グーライブ」では連日19時と22時に毎日のコロナ情報を放送している。各市町村で何人感染者がでたのかはいつも気にしているので、表にして改めて出してくれるのはありがたい。
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質の高いアーカイブを活用することで、今と昔を比較して見ることができる。番組制作に活用してほしい。
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